11.22.23:33
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04.10.20:00
昔話
小学生の時に農業イベントの売り子をしていたときのこと
アルビノの男の子に会ったことがあります。
髪が真っ白で肌も透けるように白く、目は花咲くようなすみれ色でした。
日本人骨格の薄い髪色に違和感を感じる私でしたが当時鮮烈に美しさを感じたのを覚えています。
少年は日傘をもった母親らしき女性と一緒に出店を回っていました。
私はお恥ずかしいことに当時アルビノがなんだか知らず。「綺麗な色ですね」と言いました。
ただ色素が薄いからこんな色なんだよという説明を真に受けていました。
ただ、男の子達が帰った後、一緒に卵を捌いていたおばさんが「かわいそうにねぇ」と呟いたのが印象的でした。
その後、しばらくして海外ドキュメンタリでアルビノがどういうものだか知りました。
体が弱いこと、太陽の光を浴びていたらどうなるか。
外に出るためにクリームを塗り、傘をさし、それでもダメージを受ける体。
あれから随分たちました。
あの男の子はきっともうこの世の人ではないのでしょう。
それでも桜の花咲くこの季節に、美しいものとしてふと思い出すのです。
アルビノの男の子に会ったことがあります。
髪が真っ白で肌も透けるように白く、目は花咲くようなすみれ色でした。
日本人骨格の薄い髪色に違和感を感じる私でしたが当時鮮烈に美しさを感じたのを覚えています。
少年は日傘をもった母親らしき女性と一緒に出店を回っていました。
私はお恥ずかしいことに当時アルビノがなんだか知らず。「綺麗な色ですね」と言いました。
ただ色素が薄いからこんな色なんだよという説明を真に受けていました。
ただ、男の子達が帰った後、一緒に卵を捌いていたおばさんが「かわいそうにねぇ」と呟いたのが印象的でした。
その後、しばらくして海外ドキュメンタリでアルビノがどういうものだか知りました。
体が弱いこと、太陽の光を浴びていたらどうなるか。
外に出るためにクリームを塗り、傘をさし、それでもダメージを受ける体。
あれから随分たちました。
あの男の子はきっともうこの世の人ではないのでしょう。
それでも桜の花咲くこの季節に、美しいものとしてふと思い出すのです。
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