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日記とかはきだめとか創作とか。 このブログはライアーソフト「 黄雷のガクトゥーン」のサポーターサイトです

11.23.14:17

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11.11.01:25

今日はあの日

私がクリスマスよりも毎年律儀に参加している。


そう今日はぽっぷり
最近のポッキーがさぁ!かけよ!ってパッケージで戸惑いを覚えるきょうこのごろ。
皆様いかがおすごしでしょうか






「はい」
「何の真似だ。これは」
彼は椅子に縛り付けられていた。手錠やら縄やら名状しがたいなにがしやらで念入りに。
「ジェイムズに許可はとってあるわ。はい、あーん」
椅子の前に立っているのはメアリ・クラリッサ。手には西享で人気のチョコレイトをかけたプレッツェル。
「殺すぞ」
男の顔には怒り。

彼を知る人は、男をバロン・ミュンヒハウゼンと呼ぶ。

「…そんなに怒ることないじゃない」
大人しく拘束を解いて対面の椅子に腰掛けるとメアリはセバスの淹れた紅茶に口を付けた。
「貴様達が俺をおちょくっているのはよーく分かった」
ソファに腰掛けた彼は視線を外し苛立ちを露わにしている。
「キャラがぶれているわよ」
彼はギッと眼光鋭くメアリをにらみつけるがメアリは涼しい顔である。
「あれは相当にままごとが気に入っているのだな」
吐き捨てるように呟いて彼は置かれていた眼帯を手に取る。
「ああ、待って。戻る前に、一口」
「?」
メアリは先程のプレッツェルを容器ごと彼に差し出した。
「この間シャーリィに教えて貰って買ってきたのよ。ジェイムズが悪く無いって言ったから、あなたにもってあたしが無理を言ったの。ごめんなさい」
「だから何故我輩が」
「甘いの、嫌いだった?」
「……」
「変な物は入っていないわ。ほら」
メアリは一本を手に取ると一口自分で囓って見せた。
「…莫迦共めが」
バロンは立ち上がり、メアリの手を掴むと、容器に入った方ではなくメアリが味見をした食べかけの一本を囓り、低俗な味だと呟いてそのまま意識を手放した。


おしまい


こんな仲良くねぇよとかそういうのは遠くに投げて爆破しておく。
皆様佳きぽっぷりを

おまけ

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