11.25.18:34
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05.30.13:01
さも5
たまにはSS的な(ねつ造ご注意ください)
橋3話。
クゥちゃんの突然のデレとナンシーさんの突然のエロにびっくらこいたよ、ぼかぁ
坊ちゃん
黒服の男達が歩き去っていくのを、アトシュは建物の屋上からぼんやりと眺めていた。
「どうかなさいましたか?坊ちゃん」
「あ…」
アトシュが振り向くと似合わないスーツに髪を撫で付けた男が立っていた。
「何でもねェよ」
ロギンズ。 この間入ったばかりの構成員だ。
年の頃は大して変わらないが妙にへりくだる。
忠臣…といった所だろうか。
「立派な葬式でしたね」
ロギンズもアトシュの隣に歩み寄ると手すりにもたれて道行く人間に視線を落とす。
「ロギンズ」
「なんですか?坊ちゃん」
「そろそろ坊ちゃんはやめねェか」
「はは、そうですね」
ロギンズは煙草に火をつけた。
メドゥの吸っている様な葉巻ではなく安物の紙巻き煙草だ。
「なぁ、ロギンズ」
アトシュはロギンズの口許を指差した。
「それ、一本くれよ」
「坊ちゃんにはまだ早いですよ」
「うるせェ」
「はいはい」
ロギンズは笑って箱から煙草を取り出す。
「そうですね。もう若頭とお呼びしなければなりませんね」
「カカ」
アトシュは自嘲気味に口角をつり上げる。
若頭、か。
「似合わねェな。俺には」
「そうですかね」
白々しい、とアトシュはロギンズを横目で軽く睨むがロギンズはどこ吹く風といった体である。
「ついて来てくれるか?」
「当たり前でしょう」
アトシュが銜えた煙草に無言で火をつけながらロギンズは少しだけ頼りなく笑った。
橋3話。
クゥちゃんの突然のデレとナンシーさんの突然のエロにびっくらこいたよ、ぼかぁ
坊ちゃん
黒服の男達が歩き去っていくのを、アトシュは建物の屋上からぼんやりと眺めていた。
「どうかなさいましたか?坊ちゃん」
「あ…」
アトシュが振り向くと似合わないスーツに髪を撫で付けた男が立っていた。
「何でもねェよ」
ロギンズ。 この間入ったばかりの構成員だ。
年の頃は大して変わらないが妙にへりくだる。
忠臣…といった所だろうか。
「立派な葬式でしたね」
ロギンズもアトシュの隣に歩み寄ると手すりにもたれて道行く人間に視線を落とす。
「ロギンズ」
「なんですか?坊ちゃん」
「そろそろ坊ちゃんはやめねェか」
「はは、そうですね」
ロギンズは煙草に火をつけた。
メドゥの吸っている様な葉巻ではなく安物の紙巻き煙草だ。
「なぁ、ロギンズ」
アトシュはロギンズの口許を指差した。
「それ、一本くれよ」
「坊ちゃんにはまだ早いですよ」
「うるせェ」
「はいはい」
ロギンズは笑って箱から煙草を取り出す。
「そうですね。もう若頭とお呼びしなければなりませんね」
「カカ」
アトシュは自嘲気味に口角をつり上げる。
若頭、か。
「似合わねェな。俺には」
「そうですかね」
白々しい、とアトシュはロギンズを横目で軽く睨むがロギンズはどこ吹く風といった体である。
「ついて来てくれるか?」
「当たり前でしょう」
アトシュが銜えた煙草に無言で火をつけながらロギンズは少しだけ頼りなく笑った。
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